今回、愛知県豊橋市で豊橋米国整体DEいの一番(カイロプラクティック)を運営している大林先生の成功事例をご紹介していきます。大林先生は、カイロプラクター歴23年以上の大ベテランの先生です。
症状改善を目的とした治療、スポーツパフォーマンス向上のサポート、美容・癒し面による施術と幅広くメニューを用意し、多角的な視点からのサービス提供をされています。
けんこうラボで取り扱える、けんこう枕を売るのはカンタンなことです。当院のやり方は特殊なんですが、施術用の枕にまず寝かせてあげるんです。まずは患者さんに「寝てください」って余計なことは何も言わずにもう寝かせています。そのまま10分くらい寝てもらうと、自然と歪みが矯正されていくんです。
施術用の枕で寝て体が良くなってきている時に、けんこうラボで提供されている枕の解説が載った小冊子を「この本読んでみてください」と言ってお渡しして読んでもらってます。施術用の枕で寝ながら読んでもらう。そうすると自然に「これって売ってますか?」って患者さんから質問をもらいます。これだけで枕が売れてます。(大林先生)
施術用の枕に寝ながら、どんな枕かが書かれた小冊子を読むことで、枕に興味を持ってくれた人は質問をしてくれるし、寝ているだけで体が軽くなっているんですよね。自然と体が楽になっているんです。だから余計に「これ本当!?」みたいになって患者さんが気になり出すんですよね。そうすると、「で、いくらなの?」って患者さんに聞かれます。
たったそれだけで、3ヶ月で36個の枕が売れました。もう少しで40個超えると思いますが、けんこうラボの会費は3年分は回収しました。(大林先生)
大林先生の言葉で多く出てくる「小冊子」があります。これは、けんこうラボが提供しているもので、施術を受けた方がよい理由や枕の施術効果などが、マンガでわかりやすく書かれています。そのため、待ち受けに置いておくだけでも患者さんからの反応をもらえたり、お土産ツールとして使うなど、様々な使用方法があります。
そんな中でも、大林先生はマンガ小冊子を施術の時に読んでもらう。という方法を取り入れてました。枕に寝ている間は確かに時間が空いてしまったり、時間にゆとりがもてます。その時間を有効活用する場所として、マンガ小冊子を組み込んでいたのはとても斬新なアイデアでした。
施術用の枕は10分寝かせて上げるのがポイントです。理由は、そうしないと枕の小冊子を渡しても、なかなか読みきれません。だから小冊子を読み切るまで枕に寝かせておいた方が良いです。
小冊子とはいえ、読むのが遅い人は本当に時間がかかります。でも興味のない人はそもそも読みません。はっきり言って、読んでるふりしてる感じです。そうした人に枕を提案するのは多分無理です。やっぱりしっかりと読んでくれる人に提案してます。
あとは、当院の場合はメドマーを入れているのですが、こちらも施術時間が10分くらいなんです。メドマーを受ける患者さんも暇になるので、ちょっとこれ読んで下さいって、枕の小冊子を手に取ってもらい枕に寝ながらメドマーを受けてもらってます。
これでも声がかかります。「やっぱ枕って関係あるんですかね」って。けんこうラボで提供されている枕のまんが小冊子はすごいです。まくらが売れているのは、この小冊子の力なんです。(大林先生)
僕も枕の小冊子を読んでますが、僕自身が読者なんです。それでもう、これすげぇなと。よく読むと分かると思うんです。実際に自分の体が悪くなってる状況とか、やっぱり枕は大事なんだなって。すごく理解できます。
よく施術を一通りやって、枕に3分寝てもらって、変化を見せて最後に小冊子を渡して「よかったらどうですか?」というケースがあります。他にも、患者さんから聞かれて渡すみたいなケースもあります。小冊子自体は毎回使えてはいますが、このやり方はオススメしません。
治療を終えた後の会計時、よくパンフレットや小冊子などを渡して終わるケースがあります。その場合、患者さんはもう読んでないですね。家では読んでないです。その場ではもらうけど、そのまま消えるんです。
人間って家に帰ると、もうその間のことは忘れていくし、当然めんどくさくなってるんです。なので目の前で読ませないとダメです。治療をしている間って暇じゃないですか。寝ている人もいるでしょうけど、やっぱり暇だからなんかこう、きょろきょろ見たりとかありますよね。
結局治療にきているワケだし、みんな症状を治したいので、それを読んでいれば「これで良くなってくんだ」と自然と患者さんの頭にも入っていきます。
だから治療をやっている間、本当に普段通りの治療をやって「終わりました」って言って「楽になりました」となった時に、じゃあ最後にちょっとだけ枕で10分寝ながらこの本読んでてください。って患者さんを寝かせてあげる。そうしたら本当に絶対に効果あります。その結果、30個以上の枕が売れています。(大林先生)
けんこうラボで提供するまくらは1つ売ることで、15,000円前後の利益が見込める商品となっています。それを3ヶ月で36個売ったという実績は、かなりすごい結果です。利益にして54万円近くになるので。
しかし、大林先生は無理な売り込みや、治療家側からのアプローチをせずに、患者さんから自然と興味を持ってもらう仕組みを作られています。治療院経営において、患者さんにリピートしてもらうということは、とても大切なことです。理由は顧客単価を上げたいからですよね。
顧客単価を上げる方法として、リピートからではなく、物販(ここでは枕)を入り口にすることで、より患者さんからの信頼を得るという流れを作っています。誰にでもすぐにできる方法として、ぜひ活用してもらいたい方法です。
患者さんが枕に寝るだけで売れるんです。なので、こちらは自信を持って患者さんを寝かせられます。購入をしない患者さんは「お金がない」って言うんです。「お金ができたら購入しますね」みたいな感じです。そういう時は、「無理して買わないでください」と、患者さんの言葉とは逆のことを言ってます。
けんこう枕を作った熊谷先生のことを挙げてはいけませんが、作っている枕自体に自信があるので、無理に買いたいって人に売るって感じではありません。「買ってください」という姿勢ではなく、「売ってあげます」くらいの姿勢で提案しています。
その姿勢が、患者さんの心を掴みます。だから、いらない人にはそれでいいんです。でも実際にみんな結果が出て、まずほとんどの人がアンケートで絶対良い内容を書いてくれます。
良いアンケート内容を書いてない人は、マッサージのすごい強烈なところに行っている人です。そうした患者さんは変化を感じないみたいですね。強烈なマッサージの方が変化が強すぎちゃって。ちょっとした変化に気付かないみたいです。強い刺激はやっぱり変わりますからね。
そんな中でも、やはり困っている人は変化に気付いて「あれ、なんかここが変わった」と言われます。当院の場合は肩こりを治したいだけど、肩こりの症状まだ変わってない。でも今度は「指が痛い」と言い出す人がいます。
「痛いのは良いの?」「好転反応かもしれないんでちょっと待ってください」って言って様子を見ていると、だいたい2、3日したらなくなってます。そうすると、「なんか楽になってきた」って言って、「これすごいね」という変化が生まれます。そうなると、枕は多分売れると思います。これで売れないのはちょっと。苦笑(大林先生)
枕のまんが小冊子について触れましたが、ただなんとなく「読んでください」って持って帰えってもらう。でもその小冊子って実際には購入をしてます。治療院からお金を払って買っているんです。それで持って帰っても読んでなかったら無駄になります。なので、小冊子はその場で読ませれば1冊あればいいんです。それで、本当に買ってくれた人に特典として付けてお渡します。家で「もう一回よんでください」って。
本当に興味のある人にしか渡さないですし、興味ある人にも、買ってくれた人にだけにしか渡しません。販売用の枕に興味があるなら、ここで読んでもらうくらいの姿勢を持っています。買わなくても「興味はあるんです」という患者さんには渡しません。よほど強く言われない限りは渡しません。
小冊子もお金払って買ってますからね。もし興味あるふりして持って帰って、変な話で違う使い方される可能性もありますよね。例えば、持って行った人が内容をパクって何かに使用したりとか。そうした可能性も考えられます。だから僕は簡単に渡しません。
これは同時に、枕の小冊子に価値を持たせています。枕の小冊子に価値観を出して、本当に欲しいと思わせる。そのための重要なツールです。小冊子は大活躍しています。
当院の場合、他院からのさぐりの人も多いので、お客さんの中で、もう明らかに素人じゃない人もいます。そうした人はうまいもので、「私疲れてて」って言って、どう見ても絶対辛さは出てないのに「これ欲しいです」って言いながらキョロキョロしてます。そういう人に渡してしまうとアウトです。そういうの損なのでやっぱり買ってくれた人にだけ、「何回でも読んでみてください」って伝えています。
そうすると、すごく大事に読んでくれますし、患者さんから質問が来たりするわけです。そうすると無駄にならないし、長く大事に読んでくれます。(大林先生)
最後に大林先生は、治療院経営者という視点でも大切なことを伝えてくれました。それは、コスト(=経費)という考え方です。けんこうラボから、マンガ小冊子を提供していても、どうしても最初に数百円単位で購入してもらわなければいけません。そうしたちょっとしたコストでも、売上に繋がらなければ無駄にしてはいけない。
物販の考え方だけではなく、治療院経営においてとても重要なことです。終始、まくらを売ることは簡単です。と言い続けてくれていますが、そのための投資をどのように回収するのか、どこに投資して、どう使うのか。その視点はぜひ大切にしてください。
けんこうラボでは、そうしたコストを最小限に抑え、売上を最大化する方法と仕組みと物を揃えました。今回ご紹介したマンガ小冊子もそのうちの1つです。大林先生の販売術であれば、新人スタッフでも受付のスタッフでも誰でも売上を作ることが実現できます。この方法をあなたの治療院でも取り入れてもらい、治療院経営のためにも、患者さんのためにも長期的な活動をし続けてもらうきっかけになればと思います。