今回は、愛知県西尾市で接骨院スマイル 今村鍼灸院を運営している今村先生の成功事例をご紹介します。今村先生は接骨治療、鍼灸治療、整体治療、スポーツ障害、美容メニューと患者さんのさまざまな悩みに対応できるよう幅広く施術、サービスを提供されています。
今村先生には、けんこうラボ会員専用枕を使って1日で3万円前後の利益を上げている方法についてインタビューしてきたので早速ご覧ください。
当院では、施術後に筋膜の硬さを検査でチェックして、筋膜の硬さが少し残っている場合は、枕に寝ることを患者さんに提案しています。「ちょっと硬さが残ってますね。」という感じです。残ってる筋膜の硬さとか患者さんの体の調子の悪さに対して、枕に寝て回復していきませんか?と提案しています。寝てもらっている時間は、だいたい3~4分です。それで1,000円頂いてます。
もし施術後に枕に寝てもらえれば、本体3,000円の施術が4,000円になりますし、5,000円の施術が6,000円となる計算です。施術単価に対して、だいたい25%とか30%ぐらい上乗せになるようなイメージです。
この提案は、基本的には実費の患者さんにしています。そうした中でも、保険診療で怪我の治療に来てる人で「あまりお金出したくないけど、なんかちょっと疲れている」という人は無料で検査してあげてから、枕を無料体験させてあげます。そこで「どうですか?」と反応を確かめてから、
効果を実感してくれれば、次回以降から枕をオススメしています。「じゃあ、今度からやっていきましょうね」という流れです。効果を実感しない人には無理にオススメはしていません。(今村先生)
当院では怪我の保険診療で来られる方を施術中に揉んだりしないので「1000円でこんな楽になりますよ」とオススメすると反応があります。スタッフにも、キラートークとして同じことを言わせて、施術後の枕を勧めさせています。例外的に、私の場合のみ「この患者さんはお金あるな」と
思ったら最初からプラス1,000円を請求しています。
1回1,000円の施術で、約3万円の売上が1日の売上に上乗せされています。実はあまり正確な数字は出したことないのですが、多い時は、だいたい20~30人の患者さんが枕を利用してくれます。当院1日平均60人ぐらいの方が来院されるので、半分ぐらいの方が利用してくれている計算になります。(今村先生)
今村先生の成功パターンを聞いた時、正直驚いたのを覚えています。けんこうラボで提供している治療用の枕は、3分寝ているだけで体の歪みを改善させていきます。そして、けんこうラボの会員様には普段の施術に加えて3分寝てもらう時間を作るだけです。と伝えていたからです。
今村先生の事例は、保険診療でも自費診療でも使えるアップセル(施術単価を上乗せさせる方法)のやり方でした。普段の施術に組み込み今まで通りの単価で施術を提供するか、施術後のサービスメニューとして売上アップに繋げるかで月の売上は大きく違ってきます。
施術に組み込むことのメリットは、確実にけんこう枕に接触してもらるので興味を引きやすくなります。それに対して、今村先生の使い方は、売上を上げながらも、枕に興味を持ってもらえるものでした。あなたの治療院でもすぐに使える成功事例です。
一点注意点があるとするなら、今村先生のように何名の患者さんに伝えて、そのうち何名の患者さんが枕の施術を受けてくれるのかを数値化することです。これができていないと、続けた方が良いのか、切り替えた方が良いのかがわからなくなってしまいます。ぜひ注意してみてください。
施術後の提案としては、枕の他に機械と組み合わせた提案もしています。枕はどうしても3~4分で変化が出てしまうので、ずっと寝かしておくわけにはいきません。しかし患者さんのなかには「もっとゆっくりしたい」という人がいます。そうした方には「これなら15分寝れますよ」とお伝えして、普通の枕に寝てもらい“国が補助金出した”という機械を付けています。このサービスで15分2000円頂きます。なので、機械診療からも2000円の自費の売上がコンスタントに取れています。
施術の流れでけんこう枕に寝てもらうと、どうしても3分時間を取られます。私はその時間が勿体無いと思っています。限られたベッドが埋まってしまうので。なので、1回枕の体験をして、効果を実感している方だけ枕で3分1,000円の施術を提案します。枕の施術はいまいち、もしくは、ゆっくり寝たいという方は機械での施術を提案しています。機械は2台使えるので、枕1個と機械2台という体制です。そうすると、自分の手間や時間をかけずに1,000~2,000円の自費売上が上乗せで作れます。この方法の場合なら受付でも新人スタッフでも出来るのがメリットになります。
今村先生が最後に語ってくれた事例は、保険診療や機械を使った診療を行なっている治療院ならば、ぜひ取り入れてもらいたい方法です。保険診療から自費診療への転換にもなりますし、保険診療+自費診療というパターンもこれならば簡単に作れます。
特に自費移行をしたいと思っているならば、今すぐにでも導入してみてください。今村先生のキラートークと一緒に、施術後の提案としてそのまま導入することで、自費売上が使ったその日から作れるようになります。
しかし、けんこう枕の代わりとなる施術器具がない。という場合は、まずは代わりを探すところからスタートになりますね。けんこうラボでは、今村先生が成功させているけんこう枕の施術パターンがすぐに導入できます。他の先生の成功事例と組み合わせるのもしやすい方法なので、ぜひお試しください。